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2009年1月25日 (日)

《Journey》 The 44th President speaks

_dsc22610001注目されていた米大統領就任演説、凄く良かったと思います。とにかく分かり易いということ。さらに誠実で真摯な印象を受けました。大統領選の時のような派手派手しさは身を潜め、闇雲に理想を語るのではなく、むしろ現実主義の色合いを強く打ち出してきました。下手に抽象的な表現や゜キャッチコピー゜に頼るのではなく、直面する現実の深刻さにあわせ、より具体的な現状を選び抜いた言葉で表現したこと、それが《堅さ》ではなくかえって《分りやすさ》と謹厳実直な印象につながったように感じられます。ただ同時にそのような具体的な内容に唯一バランスをとるべく使われた象徴的な言葉が《旅》に値する言葉です。― これは再認識と再構築をめざす旅。過去から現在そして未来に続く旅、なのだと。共に旅をしようではないかと、彼のあの声と雰囲気で心に訴えかけていました。

その中でももっとも感銘を受けたのは、それは逆に彼だからこそ成し得た台詞、『自分の父親は…』のくだりです。取りも直さず彼自身がまさに今、アメリカ合衆国の歴史的逆境を乗り越えてきたシンボルになろうとしているという、この事実こそがこのスピーチの真骨頂であり、揺るぎない力強さなのだと改めて思うのです。

彼となら《旅》に出てみようかな、とあの瞬間人はみな、少なくとも(アメリカ国民でない)僕ですら、そう思えたのです。

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